ドッグフード 犬種別 違い

犬種別のドッグフードは何が違うの?

犬種別ドッグフードをお店で見かけたことはありませんか?

 

愛犬と同じ犬種だと気になりますよね。でも普通のドッグフードと何が違うのかよくわからない方も多いのではないでしょうか。私自身もそれで結局、無難にいつもの小型犬用のドッグフードを買ってしまいます。

 

そこで今回は犬種専用ドッグフードについて、ちょっと調べてみました。

ドッグショーに出るような特別な犬のためのフード?

例えば毛並みを必要以上に美しくしたりだとか、犬の見た目が良くなるような成分が無駄に配合されているだけではないのか。私の場合は何となくそんな印象を抱いていました。だとしたら、うちの犬は別にドッグショーに出るわけではないから必要ないのだと……。でも実際のところはどうなのでしょう。それを調べるには原材料をチェックしてみるのが一番です。

 

ロイヤルカナンは14犬種の専用フードがある

犬種別ドッグフードの種類の多さは、ロイヤルカナンのドッグフードがきっと一番でしょう。ユニ・チャームの「ベストバランス」が6犬種、マルカン サンライズの「スタイルズ」が4犬種、マース ジャパンの「プロマネージ」が8犬種、「ユーカヌバ」が4犬種くらいあります。

 

その中でいずれの商品にも含まれるのは、トイ・プードル用、チワワ用、ミニチュア・ダックスフンド用です。その他にヨークシャーテリア、柴犬、ゴールデンレトリバーなどもわりと取り扱いがあります。

プードル専用フードの特長は?

プードル専用フードはカロリー高め

犬種専用フードは普通のものと何が違うのか。ロイヤルカナンのプードル専用フードの成分を例に見てみましょう。それによるとトリミングが必要なプードルのために、タンパク質に特徴が見られます。タンパク質は毛を作るのに必要な成分です。ロイヤルカナンの犬種別成分比較表※1では、他の犬種に比べてプードルのタンパク質成分が1~5%ほど多めです。

 

またプードルの柔らかい毛並みの維持にルリチシャ油が使われています。これはルリジサという植物の種から採れる油です。それ以外で目立った特徴としては、室内小型犬用フードが100g当たり378 kcalなのに比べ、プードル専用フードは407 kcalとやや高めになっています。

 

軟骨成分やブルーベリー果汁を配合

ここからはロイヤルカナン以外のドッグフードも見てみましょう。「ペットバランス」のトイ・プードル用には、グルコサミン塩酸塩やコンドロイチン硫酸など軟骨成分が配合されています。これは骨や関節に関するお悩みが比較的プードルに多いせいかもしれません。また白内障もプードルに多いとされる病気ですが、「スタイルズ」のプードル用には目の健康に良いとされるブルーベリー果汁が配合されています。

プードル以外の犬種専用フードに見られる工夫

プードル以外の犬種はどうでしょうか。チワワは食に対する関心の薄い子が目立つ犬種です。そのため「ロイヤルカナン」のチワワ用ドッグフードはフレーバーに工夫を凝らしています。またパグ用は短い顔の特徴に合わせ、喉に詰まりにくくて顎で噛みやすい形に加工されています。

 

レトリバー専用フードはカロリー控えめ

大型犬の場合も見てみましょう。ドッグフードの成分に小型犬と大きな違いはあるのでしょうか。結論から言えば、大型だから何かの成分が突出して多いとか言うことはないようです。ロイヤルカナンの成分表を見た限りでは、他の犬種と同様に犬種の特長に合わせて配合割合が少しずつ調整されている程度に見えます。

 

室内飼いが多く食欲旺盛なレトリバーの専用フードは、100g当たり362 kcalと、カロリーはプードル専用よりも控えめです。目立った違いは餌の大きさやパッケージが12kg入りになっていることくらいでしょうか。ラブラドールの餌の形はゆっくり食べることを即す工夫がされています。原材料も他の犬種とほぼ似たような感じですが、ゴールデンレトリバー用には乾燥トマトが入るなど、若干の違いが見られます。

 

犬種の違う犬を飼っている場合どうするの?

犬種が違うワンちゃんを2匹以上飼っている場合は、どんなドッグフードを選べばいいのか。もし迷ったら犬種別ドッグフードの原材料の違いを見比べてみてはいかがでしょう。よくわからない成分がたくさん書いてあると思いますが、ロイヤルカナンの公式ページ「犬と猫の栄養成分辞典」で検索すると、大まかな概要が確かめられます。
ドッグフードの原材料や成分に大した違いが見られないようなら、むしろアレルギーや性格などを考慮に入れて、その子の体質に合うドッグフードを選ぶ方がより重要なのかもしれませんね。

 

専用フードの値段は、全犬種用とさほど変わらない

値段の差も気になります。犬種専用ドッグフードは通常のものに比べて高いのでしょうか。例えばAmazonでの価格ですが、「ロイヤルカナン BHN プードル 成犬用 3kg」が3,710円なのに対し、「ロイヤルカナン LHN インドアライフ アダルト 4kg」は4,348円でした。※2 これを1kgに換算したところ、プードル専用フードが1,236円、全犬種用が1,087円となり、専用フードの方が少しお高めの結果です。

 

でも専用フードは犬種によっては商品が余ってしまい大幅値引きするケースも見られます。一概に高いとは言い切れず、結局のところ値段にそう大差はないように感じました。